老化のサインを見逃していませんか?
投稿日:2025年3月15日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
年齢とともに体の様々な部位に、老化と言われる身体機能の低下が見られるようになりますが、口腔内や口腔周囲、咽頭まで含めた領域にも老化は広がります。
そのうちの一つに「よくむせる」ことがあります。
「むせ」は「咽」と書きますが、「のど」や「飲み込む」ことを表します。
お口から喉周辺の筋肉が弱体化してくると、飲み込む際に気道を塞ぐ機能が低下して、気管へ食片が入り込みそうになり「むせる」ことになります。
喉の奥周辺には様々な器官があり、この周辺に水分や食塊が触れると「異物の侵入」を知らせるシグナルが脳へ送られます。その結果、異物を外へ出すような指令が送られます。
それが「せき」です!
まだたまに「むせる」うちは起こりうる問題はそれほど大きくありませんが、頻繁に「むせる」ことがつづいてしまうと「誤嚥性肺炎」を引き起こす可能性があります!
特に乾燥して湿気がなく細かい食べ物は喉周辺にまとわりつきやすい為に「むせ」やすいので、
注意が必要です!
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