歯科技工士さん
投稿日:2017年11月16日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
昨日、歯科技工士さんとお話させていただく機会がありました。歯科技工士さんは、主にラボと呼ばれる技工物製作所で働く方々と医院内にある技工室で働く方々と分かれますが昨日お会いした技工士さんは、ラボで働いています。毎日過酷な労働条件のなかで日々切磋琢磨しながら腕を磨いているようです。そんな技工士さんと歯を治すときに頻繁に使用する材料について談義しました。
やはり月に何百本と製作しているため色の出し方から盛り方まで色々な手法の知識があり大変勉強になりましした。機能的な性質を技工物に付与することは、主に歯科医がリードすることになりますが審美的な性質は、やはり技工士さんに委ねています。特に前歯の何層にも分かれているエナメル質の透明感を出す技術には、いつも舌を巻くばかりです。
現代では、技革新が目覚ましく技工物の製作にまでも機械化の流れが進んでいます。色の模写においてもスキャナー技術によって幅広く色の再現ができるようになってきています。しかしながら職人である技工士さんの技術を機械が凌駕するにはまだまだ時間がかかるであろうと感じました。
歯科医業も然りですがまだまだマンパワーで頑張りたいと思います!
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