入れ歯、インプラント、ブリッジなどで噛めるようになったら
投稿日:2019年10月19日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
無くなってしまった歯を、入れ歯、インプラント、ブリッジなどの補綴処置により回復した後は
実際に良く食べれるようになるためにカロリーオーバーに陥りやすいので注意が必要です!
「奥歯が無い状態が長期間続くと、その期間中に変化した、軟らかくて、噛まなくても食べやすい、糖質過多の食生活に慣れてしまい、歯の機能が回復した後でも、食生活は変わらず、急激な体重増加になりがちです!」
実は多くの人の噛み方には左右差が存在することがあります!
長期間にわたり片側噛みを続けると、習慣的によく噛む側の歯は良く削れて平になり、歯列もまっすぐになる傾向が見られます。逆にあまり噛まない側の歯列には湾曲が見られるなど、よく噛む側とそうでない側を比較すると様々な形態的、機能的な差異が認められます。
入れ歯、インプラント、ブリッジなどの補綴処置により噛めるようになったからといって
意識的に噛み方を変える事は非常に危険です。
様々な症状が認められます。
被せ物の脱離、噛むと痛い、歯が欠けた、
歯がしみる、味がしない、よく噛めないなど様々です。
噛み方を意識的に変えずに、噛みやすい側で噛むようにしてくださいね!
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