ホワイトニングについて つづき
投稿日:2019年7月31日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
ホワイトニングの効果について
ホワイトニングは万能で誰でも同じように白くなるわけではありません。
エナメル質の厚さに影響されます。またエナメル質の下にある象牙質の色にも影響を受けます。
白くなりにくい歯とは?
1)褐色歯:褐色のグラデーションを持つ歯、妊娠時に妊婦がテトラサイクリンという抗生物質を服用する
ことで発症します。この褐色歯の色は特徴的で、明度が低く、白くなりにくいです。
この褐色歯の中でも色のバリエーションがあるため褐色が目立たなくなることもあります。
まずはご相談を!
2)歯の部位によっても白くなりやすい部位とそうでない部位に分かれます。
エナメル質の薄い部分、歯と歯肉の境目(歯頚部と言います)辺りは、白くなりにくいです。
ホワイトニングできない人は?
・体内で過酸化水素(ホワイトニングの基材)が分解できない、無カタラーゼ症のかた、
妊婦、授乳中のかたなどは出来ないことになっています。
・光線過敏症、重度の呼吸器疾患のかたはオフィスホワイトニングは不向きです。
ホームホワイトニングであれば問題ないと思われます。
ホワイトニングしたら白いまだらや縞が目立ちます!
歯質の粗い部分だけが早く漂白されるために起こる現象です。
ホワイトスポットと呼ばれます。
誰しも少なからず起こる現象ですので、じかんの経過とともに
硬く緻密な部分の漂白が追いてくれば自然に消失しますので、
焦らずにやり続ける事が大事です!
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