嚥下体操の続き
投稿日:2025年9月6日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
腹式呼吸ができるようになったら、次は頬と舌の運動をしてみましょう!
・腹式呼吸で鼻から息を大きく吸い込み、頬を膨らませていきます。
そして膨らませた頬を引っ込めながら息を吐いていきます。
頬を膨らませたらい、引っ込めたりする筋肉は首の周辺や咽頭部周囲を取り囲む筋肉を使います。
嚥下するときに使う筋肉と連動しているため、この運動も嚥下に関わる筋肉を強化して飲み込む力を強化します!
・舌の運動も飲み込む力を強化します!
お口を大きく開けて舌を前方へ出します!そして引っ込めます。それを繰り返しましょう!
舌の前後の体操ができたら、今度は左右の体操です!
舌を前方に出したら舌の先で口角に触れるように左右に動かしましょう!
飲み込む力も筋肉の作用によるものです。筋肉は使わなければその力は衰えます。
飲み込むための筋肉はその機能のためにあるわけではありません。
会話して、食事して、笑うことが機能低下を予防します!毎日の鍛錬がとても大切です。
何気ない日々の習慣を今一度意識してみることも、良いキッカケになるかもしれません。
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