歯ブラシだけでは不十分?
投稿日:2021年11月5日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
歯ブラシは言うまでもなく歯に付着した汚れを取る道具として認知されているでしょう。
汚れには、色素沈着とプラーク(バクテリア)があります!
完璧に歯磨きができていると思っていても、実際にはお口の中のバクテリアの半分も減らす事ができていないのです!
歯ブラシで磨くことが出来る部位とそうでない部位があります。歯ブラシは歯の表層の汚れを落とすことに優れていますが、「歯と歯の間」の汚れは落とすことが出来ません!
歯と歯の間はとてもバクテリアが溜まりやすい環境です。歯と歯の間は圧がかかりやすく、食べ物のカスが溜まりやすい部位です。また歯の形態も歯と歯の間においては複雑な形態を有しており、そこに位置する歯肉の構造や性質もバクテリアの影響を受けやすいのです。
歯と歯の間の汚れを落とすには、「歯間ブラシ」や「デンタルフロス」が最良です!
歯と歯の間の隙間がある程度の大きさがある場合は「歯間ブラシ」がお勧めです!
「歯間ブラシ使用時の注意点」
歯間ブラシで磨くところは、「歯に付いているプラーク」です!
「歯肉のマッサージ」は出来ません!
「歯間ブラシで歯肉を擦らないでください!」
サイズの選び方やメーカーによる形の違いもありますので、初めてお使いになる方は、歯科医か歯科衛生士にお尋ねくださいね!
次回はデンタルフロスについてお話します!
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