離乳中期(7~8か月)の食べ方は?
投稿日:2018年7月8日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
離乳中期になると下の前歯も生え始め、舌の上下の運動も活発になり、お豆腐やプリンなど軟らかいけれど噛みつぶさないと食べにくい物を、舌と上顎で押しつぶして食べられるようになります。
徐々に根菜などの柔らかい煮物などへ進めていくとよろしいかと思います。
またこの時期から指しゃぶりやおもちゃ噛みなどが始まります。
なんでもまずお口で舐めて確認するんですね。
哺乳瓶からスプーンでの水分補給に移行していきますが
スプーンを使用するときは、「横向き」にしましょう!
スプーンの横の丸みはコップの丸みに近いので、コップ飲みの良い練習になります。
スプーンを縦にして奥まで入れてしまうと顎が閉じにくく、うまく飲めません。
大事なポイントとして
1)離乳食をスプーンなどで上くちびるに無理やりなすりつけたりしない。
2)急いでお口の奥まで突っ込んで食べさせたりしない。
硬くてまだ食べられないような食べ物をべーッと出すような能力や感覚は、とても大切です!
丸飲みや早食い癖にもつながりやすいので
「効率よく綺麗に食べれなかった」としても「よし」としましょう!
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