歯を失うと起こりやすい栄養不足について
投稿日:2019年10月11日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
歯を失うことにより食べにくなる食べ物は?
「肉と野菜です!」
歯を失って食べ物をうまく噛み切れない状態が続くとそれがストレスとなります!
そのストレスを回避するために、軟らかい食べ物を好むようになり、噛むために現在の状況に適応していきます。
その結果 ➡ 糖質過多、低タンパク、低ビタミン、低ミネラルに陥りやすくなります。
タンパク質が減少すると ➡ 「痩せ始めるので、ダイエット効果が出たと捉えてしまう傾向に」
この状態は非常に不健全です! 加齢によって生じる筋肉量・筋力の低下は体力や運動機能
を急激に低下させます。(サルコペニアと言います。骨格筋減少症)
摂取したタンパク質を効率よく筋肉にするには野菜に含まれるビタミンやミネラルは欠かせません!
繰り返しますが、歯を失うと良く噛めないので、肉や野菜を食べることが苦手になります。
高齢になるほどお口の健康が、体の健康に大きく影響を与えます。
シッカリと栄養の採れる環境を取り戻すにはどんな治療法があるのか
歯科医師、歯科衛生士、栄養士さんなどによく相談されると必ず解決法が見つかるとと思います。
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