補綴物のメインテナンスについて
投稿日:2020年1月14日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:未分類
メインテナンスは何故必要なのでしょうか?
歯科治療が一通り終了してから、メインテナンスとして定期的に通っていただく必要がある方とそうでない方がいます。
メインテナンスがほぼ必要でない方は、その後の管理はご自身にお任せしています。
1)虫歯や歯周病が無く、お口の中のバクテリアコントロールが自分でできている。
2)歯の数が28以上ある。
3)補綴物がほとんど無い。
4)著しい歯列不正が無い。
5)お口に関する悪習癖が無い。
6)顎関節に障害または前駆症状(音が鳴る、カクカクするなど)が無い。
7)神経の処置をしたことが無い。
8)歯の神経、歯髄に近接した虫歯の修復既往が無い。
上記項目がすべてクリアしていれば良いという問題ではありませんが、項目ひとつとっても経過を観察した方が疾病の早期発見、早期治療につながりやすい事は確かだと思います。
メインテナンスをした方が良い方
定期的な口腔管理を受けた方が良いと思われる方は、
1)自分でお口の清掃ができないかた。関心が無い方。
2)補綴物が多数入っている方
3)虫歯、歯周病に罹患している方
上記の1)~3)のかたはメインテナンスは必須です!
それ以外の方で、メインテナンスがほぼ必要ない方の項目で有りがある方もメインテナンスをお勧めいたします。
基本的にメインテナンスを受ける事で悪い事はないと思われます。
まずは何よりもご自身のお口に関心を持っていただくことが最優先だと考えます。
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