知覚過敏 、虫歯?「歯がしみる」けど何でしょうか?
投稿日:2019年5月24日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
「歯がしみる」こと、お水を飲んだ時、風を受けた時、甘い物を食べた時、様々な状況で感じることがありと思われます。
虫歯なのか、知覚過敏なのか判断付かずに放置することもしばしばあるかと思い)ます。
単なる一過性の痛みとして治まる場合もあれば継続した痛みとなることもあります。
虫歯にしても知覚過敏にしても「歯がしみる」原理は同じです!
皆さんが見ている白い歯の表面はエナメル質という組織です。
そのすぐ下には、神経と繋がっている象牙質と呼ばれる組織があります。
神経と「象牙細管」と呼ばれる管で繋がっています。
この象牙細管の断面が開いていると、しみます!
閉じていると、しみないです!
虫歯でも、知覚過敏でも、しみる時、しみない時があるのは
この象牙細管が開いているか閉じているかなんですね!
したがってしみている時は象牙細管を封鎖するような治療になります。
知覚過敏ではお薬で対応することが多いです。
虫歯においては虫歯菌で感染している箇所を取り除き、レジンで封鎖することが多用されています。
いずれにせよ痛みがあったら歯科医院で相談されることお勧めいたします。
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