歯磨きの重要性とプラークについて
投稿日:2024年9月17日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
歯磨きの目的は「プラーク除去」ですが、プラーク除去は効果的に行うべきだと考えます。
そこで「プラークの溜まりやすい場所」を把握しておくことがとても重要です!
・歯が噛み合う面:ここには溝がありプラークが溜まりやすい環境にあります。特に虫歯になりやすい部位
なので要注意部位です。主に歯ブラシの中央から先端に欠けての部位で磨きましょう。
・歯と歯の間:この部位は歯と歯の間に発生する圧力により力学的作用によるエナメル質の崩壊が
起こりやすく、そこから虫歯に発展します。
歯と歯の間に溜まるプラークは歯ブラシでは落とせません!
「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」を使用する必要があります。
歯と歯の間に貯まるプラークは全体のプラークの70%以上を占めると言われています。
要注意箇所となります!
歯と歯の間の虫歯は放置しておくと、すぐに神経に到達します。歯は構造上、横から虫歯が発生すると虫歯に感染した歯質がすぐに神経に到達してしまいます。
神経を抜いてしまった歯、無髄歯は様々なバクテリアの影響を受けやすく、抜歯に至るふのスパイラルの入り口と言われています。
デンタルフロスは一日一回は行ってくださいね!
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