歯並びと生活習慣について
投稿日:2020年2月18日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
「歯並びが悪くなるのはどうしてですか?」
この質問をよく耳にします。
多くのお母さんが、子供の歯並びが悪くなるのは歯の大きさや顎の小ささが原因だと思われているようです。確かに歯の大きさと顎の大きさのバランスが歯並びに多大な影響を与える事は間違いありません。
けれども歯並びを悪くする原因は他にもあるのです。
それは、舌の位置と舌の力、唇の力などお口の周りの筋肉組織です!
「舌突出癖」聞いたことありますか?
舌の筋肉に力が無く、舌先に力を入れることが出来ないために、
食事をしたり、何かを飲んだり、話をしたりするたびに舌が前方に突出して、
前歯を前方へ押す力が発生して、歯並びが悪くなります。
結果、上顎前突や開校などの問題を引き起こします。
この癖もトレーニングで改善することができます。
舌先に力を入れるようなトレーニング方法がいくつかあります。
それぞれの方法は、難易度が異なりますので、主に年齢に応じてトレーニング方法を変えていきます。
「口をぽかんと空いている」、「タ行、さ行がうまく言えていない」、「食事中にいつもこぼして、周りが汚れている」など見かけるようでしたら、舌突出癖の疑いがありかもしれません。
お気軽に歯科医師、歯科衛生士へご相談くださいね!
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