被せ物を長持ちさせるには?
投稿日:2020年3月2日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
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被せ物とは、クラウンと呼ばれ、歯の形態や機能を回復するための人工的な歯の事を指します。
被せ物をしたから歯が丈夫になったと思われるかもしれませんが、必ずしもそすではありません。
被せ物を支えているのは、その下の天然歯です!
いくら強固な被せ物をしたとしても天然歯の状態が悪ければ、機能を回復することはできません!
天然歯が生きている状態(歯の中に血液が循環していてバクテリアが存在しない)と死んでいる(血液の循環がありバクテリアが存在する)では、被せ物をつくるまでの工程が違います。
また被せ物の長期安定性のおいても、生きている歯の方が優れていると思います。
他にも被せ物を長持ちさせる要素はいくつかあります。
材料の種類の選択はとても重要になります。
天然歯の表層はエナメル質と呼ばれる硬組織で覆われています。
そしてそのエナメル質は、様々なかみ合わせの状況に応じて削れてくれます。
歯が削れることは大切な機能の一つなのですね!
被せ物を入れる時は歯科医師によく相談しましょう。
つづく
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