白濁は虫歯ですか?
投稿日:2019年6月16日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
「虫歯は黒い」、「虫歯は穴が空いている」というイメージがありませんか?
初期虫歯は正反対です!
自覚症状もなく進行している事もしばしばあります。
健全な歯:艶があり、表面が滑らか。
初期虫歯:艶が無く、白濁色(褐色に見えることも)
表面も滑らか
痛みやしみなどの症状が無い。
進行した虫歯:褐色または黒色。
しみたり、噛んだ時の痛みなどが出始める。
健全な歯が持つ透明感や光沢が失われ、白濁した見かけになっているところ、
とても虫歯には見えませんが、これも立派な虫歯です!
特徴としては、今までなかったところに白く濁った斑点が出来始めたら、それは初期の虫歯の可能性が高いです。進行すると穴の開いた虫歯になってしまいます。早期発見、早期治療が重要です!
初期虫歯は歯を削ることなく治る可能性が十分にあります!
フッ素やリカルデントなどの歯に塗布する薬剤を使用することで元に戻る事があります。
また普段の歯磨きや食生活の改善でも同様に治る事もあります。
自分では見つけられない部位に虫歯が潜んでいる事も多いので是非、定期健診は行ってくださいね!
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