口腔機能発達不全症について
投稿日:2026年10月2日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
口腔機能発達不全症とは何か?
口腔機能発達不全症とは、お子さんの「食べる」「話す」「呼吸する」といった口の機能が、年齢に応じた正常なレベルに達していない状態のことをいいます。2018年に新しく保険診療の対象となった比較的新しい概念ですが、実はとても多くのお子さんに見られる症状です。
具体的には、乳幼児期から学童期(おおよそ15歳未満のお子さん)を対象に診断されます。
「なんとなく食べるのが遅い」「くちゃくちゃと音を立てて食べる」「いつも口が開いている」「発音がはっきりしない」といった気になるサインが、実はこの症状のサインである可能性があります。
口の機能は、生まれた直後の哺乳から始まり、離乳食、そして普通食へと段階的に発達していきます。
この発達の過程でつまずきが生じると、咀嚼(かむこと)・嚥下(飲み込むこと)・発音・呼吸などに問題が出てきます。
さらに放置してしまうと、歯並びや顎の発達にも悪影響を及ぼし、お子さんの成長全体に関わる問題へと発展することがあります。
「うちの子、ちょっと気になるな」と感じたことがある保護者の方は、ぜひ一度歯科医院にご相談ください。早めに気づき、適切にサポートすることで、お子さんの健やかな発達を助けることができます。歯科医院は虫歯を治すだけでなく、こうしたお口の機能の発達をサポートする場でもあります。どうぞ気軽にご相談ください。
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