口腔機能低下症についての続き
投稿日:2026年9月12日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
口腔機能低下症の7つのチェック項目
口腔機能低下症の診断には、歯科医院で行う専門的な検査が必要です。
具体的には、以下の**7つの項目**を検査し、そのうち3つ以上に問題があると
「口腔機能低下症」と診断されます。それぞれの項目について、分かりやすく説明しますね。
**①口腔衛生状態不良**
お口の中の細菌の量を調べます。唾液や舌の汚れ(舌苔)が多い状態は、口臭や誤嚥性肺炎のリスクにもつながります。
**②口腔乾燥**
唾液の量や質を測定します。唾液が少ないと食べ物が飲み込みにくくなり、虫歯や口臭の原因にもなります。「お口がいつもパサパサする」と感じる方は要注意です。
**③咬合力低下**
どれくらいの力で噛めるかを調べます。歯の本数が減ったり、入れ歯が合っていなかったりすると噛む力が弱まり、食べられるものが限られてきます。
**④舌口唇運動機能低下**
「パ・タ・カ」を1秒間に何回言えるかを測る検査(オーラルディアドコキネシス)を行います。舌や唇の動きが鈍くなると、話しにくくなったり食べ物をうまく口の中でまとめられなくなったりします。
**⑤低舌圧**
舌の力(舌圧)を専用の器具で測定します。舌の力は食べ物を飲み込む際にとても重要な役割を果たしています。舌圧が低下すると、飲み込みが困難になります。
**⑥咀嚼機能低下**
実際にグミなどを噛んでもらい、どれくらい食べ物を細かく噛み砕けるかを確認します。
**⑦嚥下機能低下**
飲み込む力を問診や機器を使って評価します。むせやすい方はこの機能が低下しているサインかもしれません。
これらの検査は痛みもなく短時間で受けられますので、気になる方はぜひ歯科医院にご相談ください。早期発見・早期対応が何より重要です。
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