誤嚥性肺炎の続き
投稿日:2026年8月21日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
誤嚥性肺炎を予防するために、私たちができることはたくさんあります。
その中でも特に大切なのが、**毎日の口腔ケア**です。
歯磨きは食後だけでなく、就寝前にも丁寧に行うことが重要です。なぜなら、睡眠中は唾液の分泌が減り、口の中の細菌が増殖しやすい環境になるからです。就寝前にしっかりと歯磨きを行い、口の中の細菌をできるだけ減らしておくことが、誤嚥性肺炎の予防につながります。歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスを使って歯と歯の間の汚れもしっかりと取り除くことが大切です。
また、舌の上にも細菌の塊(舌苔)が溜まりやすいため、舌ブラシを使って優しくケアすることもおすすめします。入れ歯をお使いの方は、毎晩必ず入れ歯を外して洗浄し、清潔に保つことが重要です。入れ歯の汚れも細菌の温床となるため、専用の洗浄剤を使ったケアを習慣にしましょう。
次に大切なのが、**定期的な歯科医院でのクリーニング**です。毎日丁寧に歯磨きをしていても、自分では取り除けない汚れや歯石が必ず溜まってきます。歯科医院では、専門の器具を使って歯石や歯垢を徹底的に除去することができます。
3ヶ月から6ヶ月に一度を目安に、定期検診とクリーニングを受けることを強くおすすめします。
さらに、**飲み込む力を維持・向上させるトレーニング**も効果的です。舌や喉の筋肉を鍛える体操(嚥下体操)を毎日の習慣に取り入れることで、誤嚥のリスクを下げることができます。食事の際はしっかりと座った姿勢で、よく噛んでゆっくりと食べることも大切です。日々の小さな積み重ねが、誤嚥性肺炎から身を守る大きな力となります。
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