口腔機能発達不全症の検査・治療について
投稿日:2026年10月30日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
歯科医院ではどんな検査・治療を行うの?
「口腔機能発達不全症かもしれない」と思って歯科医院を受診された場合、どのような流れで検査・診断・治療が行われるのか、不安に思われる方も多いかもしれません。ここでは、歯科医院での対応について詳しくご説明します。
**【検査について】**
まず問診として、食事の様子、発音の状況、普段のお口の状態などについて詳しくお聞きします。その後、実際のお口の状態を確認するための検査を行います。主な検査内容としては、以下のようなものがあります。
①**口唇閉鎖力検査**:口を閉じる力を専用の器具で測定します。口がぽかんと開きやすいお子さんは、この力が弱い傾向があります。
②**舌圧検査**:舌で上あごを押す力を測定します。舌の力は飲み込みやすさや発音に大きく関わっています。
③**咀嚼機能検査**:グミなどの検査食品をかんでもらい、かむ力や食べ物をすりつぶす能力を確認します。
④**嚥下機能の確認**:飲み込みの状態を観察します。
⑤**口腔内診察**:舌の動きや形、口周りの筋肉の状態、歯並び、咬み合わせなどを確認します。
**【治療・トレーニングについて】**
診断の結果に基づき、お子さん一人ひとりに合ったトレーニングプログラムをご提案します。主な内容としては、口唇・舌・頬などの筋肉を鍛える**口腔筋機能療法(MFT)**があります。これは、楽しいトレーニングを通じてお口の筋肉のバランスを整えていく方法です。ご自宅での練習が中心となるため、保護者の方のご協力がとても重要です。一緒に楽しみながら取り組んでいただけると、より効果的です。
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